ここではアニメ好きの私が毎回、ゲゲゲの鬼太郎を見た感想を書いていきたいと思います。
なお、ネタバレもあるのでご注意を。
今回は・・・
今回は、ねこ娘が世界を救うお話です。
2/14のバレンタインデー。
ねこ娘は鬼太郎を川原に呼び出します。
ねこ娘は、自分でも分からないほど勇気が出て、思い切って鬼太郎に告白してチョコレートを渡します。
鬼太郎は笑顔でそれを受け取り、ねこ娘の思いは成就!
やったね、ねこ娘!とうとう両想い!!!
しかし次の場面、2/29の日に、ねずみ男やまなをはじめとする全人類、そして鬼太郎までが吸血鬼となってねこ娘に襲いかかります。
正常なのはねこ娘と目玉おやじのみ。
これは一体、どういうこと?
追ってくる鬼太郎たちから逃げるロープウェイの中で、目玉おやじは
「もはやこれまでか…」
とつぶやきます。
そして目玉おやじはねこ娘の手のひらの上で、まぼろしの汽車を呼び出します。
まぼろしの汽車は、時を遡ることができる汽車。
そして、呼び出した者の命とひきかえに、一度だけ呼び出すことができるもの。
つまり、目玉おやじは消滅してしまいます。
目玉おやじは、時を遡って鬼太郎と世界を救うようねこ娘に託すのでした。
遡ったのは2/21。
そこでねこ娘はまなと会っています。
そしてスマホの待ち受けは鬼太郎とのツーショット写真。
ただ、ひびが一つ入っています。
ねこ娘とまなが話していると、1人の男児がねこ娘に助けを求めてきます。
かれの名前はツカサ。
話を聞くと、ツカサの友達が吸血鬼になり、吸血鬼になった友達が別の友達に噛みついて、噛みつかれた友達も吸血鬼に。
あっという間に広まっていき、村人のほとんど全員が吸血鬼になってしまったとのこと。
吸血鬼に弱点はないのですが、お寺の鐘の音だけは嫌いなようで、吸血鬼になっていないツカサと仲間はお寺に立てこもりました。
しかし食糧もすぐなくなって、一番小さいツカサだけが逃がされたのでした。
目玉おやじの推測では、村人が吸血鬼化したのは吸血鬼ピーのしわざかもしれないと。
吸血鬼ピーは、自分自身は弱いけれど、吸血鬼を広める力はやっかいで、東南アジアの山奥にいた妖怪とのこと。
ねこ娘と鬼太郎は吸血鬼たちの居る現場に向かいます。
鬼太郎は、できればねこ娘を(大事な彼女を)危険な目に遭わせたくないので、無茶はしないように言います。
う~ん、これまでと違って良い雰囲気の二人💛
さて、鬼太郎と仲間たちは問題の村に行き、お寺の鐘つき堂に行きます。
吸血鬼になったねずみ男と吸血鬼ピー、そしてその妻のモンローは鬼太郎をやっつける作戦を相談します。
そして、鬼太郎たちの居る鐘つき堂へ巨大な岩を転がしてぶつけ、鐘つき堂を破壊します。
壊れる瞬間、鬼太郎はねこ娘を放り投げて助け、自分だけ鐘の中に閉じ込められてしまいます。そこへ多くの吸血鬼になった村人達が火を放ち、鬼太郎は燃やされてしまいました。
肉団子となってしまった鬼太郎を助けるため、恐山病院の医者を頼ることに。
しかし恐山病院からの使いで来たのは、モンローだったのです。
それを知らない砂かけ婆は、モンローに肉団子の鬼太郎を渡してしまいます。
次に鬼太郎に会った時は、既に鬼太郎は吸血鬼の姿に。
仲間たちはどんどん噛まれて吸血鬼化し、ねこ娘だけが逃げのびました。
そして吸血鬼ピーの下僕となった村人たちがたくさんの吸血コウモリに化け、日本中を、そして世界中を吸血鬼に変えてしまったのです。
この間わずか1週間。
そして2/29、番組の冒頭と同じ状態、つまりねこ娘はまたも鬼太郎や他の吸血鬼たちに追われます。
同じようにまぼろしの汽車を呼び出し、2/22に遡ります。
今度は、ねこ娘があらかじめ仲間たちに話しておいたため、モンローに渡さずに済みました。
しかし、吸血鬼となったツカサが背後から現れ、砂かけ婆に噛みつきます。
とっさにねこ娘は肉団子の鬼太郎を持って逃げようとしますが、吸血鬼化した砂かけ婆がねこ娘めがけてしびれ砂を投げつけます。
動けなくなったねこ娘からツカサが肉団子の鬼太郎を取り上げ、吸血鬼ピーの元へ運んでしまいます…
そして、時を遡って鬼太郎の救出に失敗する度に、ねこ娘のスマホの画面に傷がついていきます。
ねこ娘は、その後も何度か時を遡って挑戦しますが、どうしても同じ結果になってしまいます。
そして、何度目かの挑戦の時に、ねこ娘はふと思います。
今までは鬼太郎をなんとか助けようとばかり思っていたけれど…
そして次の挑戦では、2/17にまで遡ります。
ねこ娘は、吸血鬼化した村人からツカサをはじめとする子供たちを助け、彼らから情報を得ます。
子供の1人が、ねずみ男が吸血鬼ピーのシルクハットを取ってしまい、そのシルクハットをかぶったところを目撃していたのです。
吸血鬼ピーは、ねずみ男にかぶらせるために、わざとねずみ男にシルクハットを拾わせたのです。
シルクハットをかぶった途端、ねずみ男は吸血鬼になってしまいました。
そこから世界の吸血鬼化がはじまったのでした。
そして、その出来事があった日を聞くと、バレンタインデーの日、つまり2/14とのこと。
それを聞いてねこ娘は愕然としました。
全ての始まりはねずみ男がシルクハットをかぶったその日、2/14だったのです!
その日は、ねこ娘が鬼太郎に告白して恋を成就させた大事な日。
しかし世界の滅亡を防ぐためには、鬼太郎と会わずに吸血鬼ピーの野望を打ち砕きにいかなければなりません。
つまり、せっかく成就した恋を手放さなければならないのです。
うまく行かないものですね~(>_<)
ねこ娘は決断します。
次のまぼろしの汽車の遡り日は2/14。
ねずみ男がシルクハットを拾う前に、ねこ娘がそのシルクハットを取って粉砕します。
さらに、それを見ていた吸血鬼ピーとモンローに襲いかかります。
ねこ娘は心の中で(大好き!鬼太郎)と叫びながら、吸血鬼ピーたちを倒し、世界の破滅を未然に防いだのでした。
そして平和な日常が戻ります。
ねこ娘は心の中でつぶやきます。
(大丈夫。一度できたんだから、きっともう一度。いつか、きっと。)