アニメ ゲゲゲの鬼太郎

ゲゲゲの鬼太郎 第89話

ここではアニメ好きの私が毎回、ゲゲゲの鬼太郎を見た感想を書いていきたいと思います。

なお、ネタバレもあるのでご注意を。

今回は・・・



ついに妖怪対人間の全面戦争?

今回は、そんな危機的状況をにおわせる回です。

冒頭、自分自身を何十回も包丁で刺して死亡した者を検死している場面から始まります。
その死者の手が突然動いて検死者たちを驚かす!
そして、その手を離れた場所から操っている、手に目がある妖怪の正体は?

鬼太郎の元に一通の手紙が届きます。
差出人は壬生陽子。
鬼太郎に、「手を盗まれてしまった」と訴えます。

どういうことかというと、冒頭に出てきた手に目がある妖怪が、毎晩、彼女の夢に現れ、その妖怪が操って、彼女は自分自身の首を手で絞めつけていたのでした。

「助けて!あの老人に殺される。」鬼太郎に助けを求める陽子。
目玉おやじが言うには、その妖怪は手の目
すさまじい眼力の持ち主で、一度睨まれたら、手がその妖怪の思うように動かされてしまうとのこと。

「じゃが、いたずらをすることはあっても人間を手にかけるような奴じゃないんじゃが…」と首を傾げる目玉おやじ。
とりあえず応急処置として、鬼太郎の霊毛ちゃんちゃんこを陽子の両手に包み込み、手の目の攻撃を防ぎます。

鬼太郎は陽子の家を出てねこ娘を呼び、手の目による数々の事件を調べてもらいます。
また、壬生陽子のことも調べてもらうと、彼女は弁護士で、それ以外の変わったことは見当たりませんでした。

鬼太郎とねこ娘の居る所にぬらりひょんが現れます。
鬼太郎は反射的にリモコン下駄を放つも、朱の盆がそれをはねのけます。
「おやめなさい、朱の盆」ぬらりひょんは制止します。

そしてぬらりひょんは鬼太郎に、極秘資料である「妖怪による不当な行為の防止等に関する法律」略して「妖対法」の資料を渡します。

鬼太郎はその資料を持って、壬生陽子のもとへ。
陽子にその資料を見せると、陽子は動揺して手に持っていたコーヒーカップを落とします。

なぜ、壬生陽子がこの法律のことを知っている?

一方、人間界では総理大臣が主催する 「妖対法」 成立のための会議が行われていました。
そして壬生陽子もそのメンバーの一人だったのです。
しかし彼女はその会議には出席せず。

ぬらりひょんが言うには、この「妖対法」は、我々妖怪をやっつけるための法律であると。
人間たちは多額の国家予算を投下して、妖怪を倒す兵器や妖怪を取り締まる組織を作ろうとしていると。

手の目は、この「妖対法」を作ろうとしている委員会のメンバーに天誅をくだしているのだ、とぬらりひょんは言います。
壬生陽子もその一人に入っているということでした。

ぬらりひょんは、「手の目は我々妖怪の英雄です。まさか彼の邪魔をするつもりではないでしょうね」と言い残して去っていきます。

一方、総理大臣は、「妖怪テロとの戦いは緊急の課題!」日本を守るために、会議への参加者の協力を求めます。

鬼太郎と壬生陽子が相対する場面に戻り-。
陽子は「妖対法」のことを黙っていたことを謝罪しつつ、「妖対法」には反対していることを伝えます。
しかし、鬼太郎は陽子に指鉄砲を撃つ構えを見せます。

鬼太郎は「手を盗まれた」と言いつつ、指鉄砲を発射するその時!
ねこ娘が現れて間一髪、鬼太郎の右手を切り落として発射は免れたのでした。

ねこ娘、簡単に手を切っちゃうなあ

切り落とされた鬼太郎の右手は、手の目の居る方に向かって動き始め、それをたどって鬼太郎たちは、手の目の居場所をつきとめます。

鬼太郎たちと手の目が戦っている時、手の目は鬼太郎の目に自分の手にある目を一つ、鬼太郎の左目に埋め込みます。
鬼太郎はその左目を通して、ぬりかべなど仲間たちが人間に倒されていく映像を見せられ、苦しむのでした。

そこへ、対妖怪用の銃を持った陽子が現れ、手の目を撃ちます。
銃撃を受けた手の目は、一発で苦しみもだえます。

陽子はその銃口を鬼太郎たちにも向けます。
「私は、あなたたちが怖い!」

と言いつつも、「私はどうすればいいの?」と彼女は叫び、引き金を引くのをためらいます。
鬼太郎は彼女に歩み寄り、「そうやって悩み、苦しんでいる姿は僕と同じだから、あなたは信用できます」と静かに語りかけます。

陽子が銃を下ろした途端、妖怪退治部隊が鬼太郎たちのいる場所に現れます。
なぜ場所が分かったのか?
総理大臣は壬生陽子を監視していたのでした。

しかし、瀕死の手の目がそこで自爆テロを起こし大爆発が起こります。

手の目の死に、ぬらりひょんは「あなたの死は無駄にはしませんよ。革命の始まりです!」と不敵な笑みを浮かべ、全国の妖怪たちに、立ち上がるよう手紙を送ります。

自爆テロを起こされ怖気づいた人間たちは、「妖対法」の成立を見送ることに。
総理大臣は一人、机を叩いて悔しがります。

鬼太郎は目玉おやじに言います。「ぬらりひょんとの戦いはこれまで以上に厳しくなりそうです。」
目玉おやじ「お前ならきっと大丈夫」

さてさて、鬼太郎とぬらりひょん、そして人間も絡んだ三つ巴の戦いは今後、さらに加熱するでしょう。今後も目が離せません。

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