ここではアニメ好きの私が毎回、ゲゲゲの鬼太郎を見た感想を書いていきたいと思います。
なお、ネタバレもあるのでご注意を。
今回は・・・
冒頭、ぬらりひょんと朱の盆が、とある場所にある狛犬の石像から「ある妖怪」の封印を解きます。
今回は、その妖怪が暴れ回ります。
奥田佑太ディレクターは、上司から企画のダメ出しをされ、落ち込んで帰宅します。
すると彼の元に、なんとねずみ男からメールが届きます。
奥田ディレクターは、以前、飲み屋で会ったねずみ男と名刺交換をしていたのでした。
後日、ねずみ男に連れられて山奥に行くと、巨大な化け物が！
それは、ぬらりひょんたちが封印を解いた天邪鬼でした。
ねずみ男が言うには、天邪鬼「先生」は、幸せ面した人間たちが大嫌いなのでこらしめたい、とのこと。
そこで、奥田ディレクターに、人の不幸を世に広めるための番組を作ってほしいと頼みます。
奥田ディレクターは断りますが、天邪鬼の迫力に圧倒され、引き受けるはめに。
企画名は「あなたの街の衝撃映像！他人の不幸は密の味」として、奥田ディレクターが上司に案を持ち掛けると、上司は乗り気になり、一度、特番を組んでみよう、という話に。
ねずみ男、天邪鬼、奥田ディレクターは、通行人の顔にカラーボールをぶつけるなどさまざまないたずら映像を撮ります。
放映日、奥田ディレクターは「誰がこんな番組喜ぶんだ」とつぶやきますが、自分の息子は面白がっています。
ねこ娘は、テレビ放映した画像にねずみ男が写っているのに気づき、鬼太郎に話します。
鬼太郎はねずみ男たちの居る場所へ行き、いたずら番組を止めさせるよう説得しますが、いたずらした人にはちゃんと謝ってるし、高視聴率も獲得して視聴者の要望に応えるウィンウィンの関係だと言って引き下がりません。
奥田ディレクターも、上司から褒められたしこの番組を育てたいので見逃してほしいと懇願し、結局、放送も続けられます。
番組は毎週放送となり、天邪鬼たちの行動もエスカレートします。
その行動とともに視聴率はどんどん上がっていきます。
しかしある日、奥田ディレクターの元に再び鬼太郎が現れます。妖怪ポストに入っていた苦情の手紙を持って。
「あなたたちに危害を加えられた方たちから、天邪鬼に脅されて何も言えないと送ってきました」
鬼太郎は番組を中止するように説得しますが、奥田ディレクターは、「あの番組を続けなくちゃならないんだ！」と説得に応じません。
そこで鬼太郎は、天邪鬼を止めに行きます。
そこへ奥田ディレクターの元に妻から電話が。
息子が学校で、番組と同じようないたずらをして、担任教師に叱られていました。
しかし息子は、「お父さんと同じことをしただけなのに、どうして僕はやっちゃいけないの？」と泣きます。
奥田ディレクターはそこではっと気づきます。
一方、鬼太郎は天邪鬼を止めに行きますが、逆に返り討ちに遭い、倒されてしまいます。
そこへ奥田ディレクターが天邪鬼の元に来ます。
天邪鬼に、番組は打ち切ってもらうようにすると言うと、天邪鬼は怒り狂い、奥田ディレクターをぶん殴ります。
しかし奥田ディレクターは引きません。
天邪鬼がもう一発、奥田ディレクターを殴ろうとしたその時！
立ち上がった鬼太郎がその攻撃を止めます。「お前の相手はこの僕だ！」
天邪鬼に、霊毛ちゃんちゃんこを巻いた手で一発パンチを食らわせ、指鉄砲で天邪鬼を倒します。
奥田ディレクターは「家族や見ている人たちが幸せにつながる番組を必ず作って見せます！」と、鬼太郎と目玉おやじに誓います。
そして、上司に、たくさんの企画書を提出するのでした…
