ここではアニメ好きの私が毎回、ゲゲゲの鬼太郎を見た感想を書いていきたいと思います。
なお、ネタバレもあるのでご注意を。
今回はとうとう最終回!
人間と妖怪の戦争が終わらない中、まなは「あらざるの地」に行き、鬼太郎を探しに行きます。
まなは鬼太郎を見つけますが、それは絶望にうちひしがれていた鬼太郎の影でした。
人間と妖怪が仲良くなるようにと戦ってきたのに、個人(総理大臣)の感情の前では無意味だった、と。
まなが説得するも、鬼太郎(の影)は耳を貸しません。
そして、影は鬼太郎の本体に合体します。
一方、人間界ではー。
傷ついたねずみ男がゲゲゲの森の妖怪仲間たちを見つけ、その一人の邪魅に話しかけます。
邪魅は、どうせ地球が崩壊するなら、人間を道連れにしてやる、と息巻いて、去っていきます。
ねずみ男が追いかけたところ、目の前で邪魅たちの頭上にミサイルが落ちて、彼らは木っ端みじん!
ねずみ男はその場にへたりこみました。
さながら現実の戦争のようで、無残な場面です…
また、「あらざるの地」への道を開き続けているミスルギレイたちのもとへ、人間たちが攻撃を加えに来ました。
そこへぬりかべ達がたちはだかり、間一髪、銃撃を防ぎます。
妖怪たちは必死に防戦しますが、もう時間の問題でした。
子泣き爺「まなちゃん、鬼太郎、早く~!」
そして、バックベアードへは人間たちがミサイル攻撃をするも、まったく効かず!
このまま地球は滅びてしまう?
再びあらざるの地ー。
まなは、鬼太郎の本体を見つけますが、鬼太郎(本体)は、自分の名前もまなのことも覚えていません。
鬼太郎の影は、そっとしておいてくれ、と言います。
まなは泣きながら叫びます。「鬼太郎が忘れちゃったんなら、私との思い出を全部あげる!」
そして鬼太郎の前に、鬼太郎とまなとの思い出の映像が次々に浮かび上がります。
それを見た鬼太郎は涙を流し、はっと我に返りました!
そして、あらざるの地を通すためにいけにえとなっているねこ娘の命も尽きようとする時、間一髪、鬼太郎はまなを連れて人間界に戻ってきました。
おかえり、鬼太郎!
そして、すぐさま戦闘モードへ!
目の前に現れたバックベアードに渾身の指鉄砲を撃ち込みますが、突き抜けることはできません。
必死に撃ち続ける鬼太郎に、ねずみ男ある策を考え、協力しようとします。
砂かけ婆の力を借り、電波を飛ばして全国のスマホやテレビ画面に自分の姿を映させ、人間と妖怪たちに、直ちに戦争を止め、鬼太郎にパワーを送るよう呼びかけます。
その呼びかけに応じ、人間も妖怪も関係なく、鬼太郎を応援します。
その応援のパワーが鬼太郎に力を貸し、バックベアードを粉砕!
ドラゴンボールの元気玉に近いのかな?
その様子を見ていたぬらりひょん。
「さすがですね、鬼太郎さん」
鬼太郎は、失った命のためにも、生きて償ってくれとぬらりひょんに頼みます。
ぬらりひょんは「償うつもりはない。情けをうけて生きるぐらいなら、自ら命を絶ちます」「さようなら、鬼太郎さん」
と言って壮絶に自爆しました。
全てが終わり、鬼太郎はまなのもとへ行きます。
しかし、今度はまなが鬼太郎のことを覚えていません。
どうやら、あらざるの地で鬼太郎に思い出を全てあげてしまった代償のようです。
なかなかうまくいかない…
そして時は流れ去って10年後、2030年。
この時代でも、いまだに妖怪が暴れる事件がありました。
すっかり社会人になり、道を歩いているまなの背後に、怪しげな影が!
そこへ、下駄の音を鳴らして鬼太郎が近づいてきます。
そして暴れる妖怪を撃退!
そのまま、無言でまなの元を去る鬼太郎。
鬼太郎が戦う姿を見て、まなの記憶が戻ってきます。
「あっ、鬼太郎」
その後ー。
めでたし、めでたし。