ここではアニメ好きの私が毎回、ゲゲゲの鬼太郎を見た感想を書いていきたいと思います。
なお、ネタバレもあるのでご注意を。
今回は・・・
今回は妖怪退治がなく、ちょっとほっこりするお話です。
まなの親友の綾の家は喫茶店を経営しています。
そこで、まなは学校帰りに綾の喫茶店へ行くことに。
喫茶店の名前は「モモ」。
正月気分でどこも繁盛している中、「モモ」は客も寄り付かないような閑散とした店です。
喫茶店でまなは、パティシエールを目指している綾の作った「ギモーヴ」というスイーツをごちそうになります。
ギモーヴは、マシュマロのような食感のするフランスのスイーツだそうで。
誰も居ない店内で、まなは一人の老人を見つけ「あの人はお客さんじゃないの?」と綾に聞きます。
最初、綾には見えなかったけれど、まながその老人をつかまえ、綾に目を凝らして見させて、やっと綾も気づきます。
その老人が妖怪と勘付いたまなは鬼太郎とねこ娘を呼び、その妖怪の正体を聞くと、なんと貧乏神!
それを知った綾は「あなたのせいでうちは貧乏なのよ!出てって!!」と怒る。
貧乏神は「わしゃどうなっても知らんぞ!」と捨て台詞を残して出ていきます。
どうなっても知らないとはどういうことだろう?貧乏神が出ていけば店にとって良いのでは?と思っていました。
その真意が分かるのは最後の方で…
その直後、綾は座敷童子に出会います。
座敷童子が「人の喜ぶ顔を見るのが好き」と言うと、綾も「世界中の人を私が作ったスイーツで笑顔にしたい」と言い、そんな綾を見た座敷童子は綾の家に住み着くことに。
家に帰ると「モモ」は大繁盛で満席状態!
早速、座敷童子の力が発揮されたのでした。
綾の作るギモーヴもテレビで取り上げられるほどの人気商品になり、ますます繁盛!
売上が上がって喜ぶ両親に、綾は「これは座敷童子のおかげ」と言い、座敷童子の姿を見せて、両親もその存在を知ることに。
欲が出た綾の父親は、座敷童子に「店をもっと大きくしてほしい」と頼み、店は何倍にも大きくなります。
それに飽き足らず、綾の両親は「世界一の経営者にしてください!綾のために。」と座敷童子に頼みます。
綾のためにと言われ、座敷童子はそれに応えますが、だんだん座敷童子がやつれていきます。
綾の家の富と名声に目をつけたねずみ男。
自分の借金を帳消しにするために、借金取りとともに綾の父親をゆすります。
「あんたがショッピングモールを建てたおかげで、商店街の他の店が潰れてしまった。損害賠償10億円払いな!」と。
座敷童子のことも引き合いに出されて脅された綾の父親は、お金がある部屋にねずみ男たちを案内します。
そこへ座敷童子が現れ、ねずみ男の一味を攻撃します。
その直後、貧乏神が座敷童子の背後に現れ、綾の両親が昔、悪どい商売をして多くの人からお金をむしり取っていたという過去を話します。
貧乏神が居ついて無一文になり、「綾が生まれてからは改心したものと思っていたら、また金に目がくらんでしまったようじゃ」と。
鬼太郎も座敷童子に「ここから出ていくべきじゃないのか」と諭します。
しかし綾の両親も「貧乏に戻りたくない!鬼太郎たちをやっつけて!綾のために!」
「綾のために」という言葉に弱い座敷童子、やつれた体に鞭打って鬼太郎たちを攻撃しようとします。
ガリガリにやせた座敷童子がかわいそうで見ていられないほどでした。
っていうか、綾の両親は最悪!
しかし攻撃しようとしたその瞬間、綾が叫びます。「もうやめて!」
「お金なんかあるから、お父さんもお母さんもおかしくなっちゃうんだ…」と言いながら、ライターでお金の山を燃やしてしまいます。
綾のその姿を見て両親はやっと目が覚め、「一から出直すよ」と反省。
その後-。
貧乏神は、ねずみ男の借金取り達についていきます。
そしてねずみ男は、ねこ娘からお仕置きを受けたのでした。
綾からギモーヴをもらった座敷童子は「またねー!」と言ってどこかへ去っていきました…