クラウドソーシングサイトにおけるWebライターのライティング案件で、1つの契約だけだと不安、ということはありませんでしょうか。
案件は相手があることなので、応募したからといって必ずしも契約が成立するとは限らないですよね。
また、契約が取れても、ライティング案件は不安定でいつまでも契約が続くとは限りません。
そのため、応募する時点から複数の案件を同時進行で進めた方が良いでしょうし、契約先のクライアントも複数にしておいた方が良いでしょう。
この記事では、案件を同時進行で進めた方が良い3つの理由について、詳しく説明していきます。
目次
クラウドソーシングで複数の案件を同時進行する理由
1.案件へ応募しても採用されるとは限らない
クラウドソーシングにて募集している案件（クライアント＝依頼者）に応募しても必ず採用されるとは限りません。
例えばその案件の募集人数が少ない場合。
文字単価1.5円と好条件の案件であったとしても、募集人数が1人か2人だけであり、応募者が何十人も居ると、かなり狭き門になります。
クライアントはその中から厳選するので、採用されるのはよほど実績があり売り込みも上手な人です。
もう1つは、人気のある案件で競争率が高い場合。
前述の、募集人数が少ない場合とも共通していますが、募集人数が10人ほどでも、応募者が50人ほど居ればかなり倍率が高くなります。
上記以外に、競争率が高くなくても、実績がまだ不足しているためにクライアントから信用をもらえないなどで採用を見送られる場合もあります。
実績とは、主にクラウドソーシングサイト内のご自身のプロフィールにおいて、受注件数や5段階評価のことです。
この実績は、当然ながら受注件数が多く、評価は5に近い方がクライアントの印象は良くなります。
このように、案件に応募しても必ず採用されるとは限りません。
応募しても、募集締め切りまでの期間や選考期間などで何日も待たなければなりません。
そして採用されなかったら、そこからまた新たに別の案件へ応募しなければならず、かなりタイムロスになってしまいます。
そのため、まず応募する時点から複数の案件を同時進行することをお勧めします。
もし複数案件に採用されたら可能な限り受注すれば良いですし、全部は無理だろうと思えば、自分の好きな案件を選んで、それ以外は辞退して他の人に譲れば良いのです。
2.案件が複数あった方がリスク分散できる
例えば副業でWebライターをやるため1件しか契約できない、などの事情があるならともかく、案件（クライアント）は複数あった方が良いでしょう。
クライアントは通常、自分のサイトの記事を依頼するのですが、そのサイトを何らかの事情である日突然閉じてしまうことも少なくないからです。
また、クライアントと継続でライター契約を結んでも、それがいつまで続くかも分かりません。場合によっては数記事で契約を打ち切られることもあります。
私も何回も経験しましたが、「クライアントのサイトを閉鎖するため仕事はもうありません」と閉鎖直前にお知らせされたり、契約を継続していても、ライターの数に対して仕事が少なくて1カ月ほど空きがある場合もありました。
いくつものクライアントと契約していれば、一方の仕事が急になくなったり空きができたりしても切れ目なく仕事を続けることができます。
ただし、クライアントの数が増えると、クライアントごとに連絡を取らなければならなかったり、マニュアルなど留意事項もそれぞれに把握しなければならないので、あまりに増やすと自分の首を絞めることになるかもしれません。
私の経験上、複数同時に受ける案件（クライアント）は、最大でも4～5件までにしておいた方が良いと思いました。
3.クライアントを比較できる
契約しているクライアントが1つだけだと、そのクライアントの質が良いのか悪いのか判断がつきにくいものです。
記事の質に対して報酬が安いとか返信が遅い、担当者の対応が悪いなど、ある程度クライアントの質が悪くても、それが普通だと錯覚してしまうこともあります。
その点、複数のクライアントと対応していると、丁寧な対応をしてくれるクライアントもあれば、返信が早い、文字単価の値上げ交渉に応じてくれるなど、まともなクライアントもあるので、質の悪いクライアントが目立つこともあります。
このように複数のクライアントと契約していれば、クライアントの質を比較検討しやすいこともあります。
まとめ：クライアントは複数と契約すべし！
まとめますが、複数の案件（クライアント）を同時進行で持った方が良い理由は以下の3点です。
・応募した案件が必ず採用されるとは限らない
・案件（クライアント）は複数あった方がリスクを分散できる
・クライアントを比較できる
1つの案件を長く続けられれば良いですが、相手のあることですので、リスク分散しつつうまく続けていきましょう。
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