クラウドソーシングに登録したのはいいけれど、プロジェクト案件を探す際に迷うことはありませんか?
例えば
「どのクライアントが良いか分からない」
あるいは
「クライアントの質を見極められない」
など、受けようとする案件がどんなクライアントか分からないと不安ですよね。
ここでは、クラウドソーシング内に無数に居るクライアントの質の見極め方について説明していきます。
目次
クラウドソーシングのクライアントは全てが良質とは限らない
クラウドソーシングに登録しているクライアントは無数に居ますが、その全てが質の良いクライアントとは限りません。
全体の中では少ないものの、報酬を支払わないなどの悪質なクライアントも居ます。
そこで、クライアントを見分けるためのポイントについて紹介していきます。
クライアントデータの着目ポイント
クラウドワークスやランサーズといったクラウドソーシングに登録しているクライアントのデータは、案件の募集画面から見ることができます。
募集リンクをクリックして詳細を開き、さらに表示されるクライアント名をクリックすると表示される内容です。
各データの着目ポイントについて説明していきます。
1.募集実績
募集実績は、クライアントが現在までに募集した件数です。
多ければ多いほど、クラウドソーシングにおけるシステムに慣れており、やり取りもスムーズにできます。
特にクラウドソーシング初心者の方は、募集実績が多めのクライアントの方が安心して仕事を進められます。
少なくとも募集件数が二桁はあった方が良いでしょう。
募集件数が少ないことで問題となる点は、そのクライアントが以前に問題を起こし、アカウントを新たに登録し直した可能性があることです。
ライターとトラブルを起こしたり評価が低かったために、同じ案件の同一クライアントであるにもかかわらず、あたかも新規で立ち上げた新たなクライアントのように登録し直すことがあるのです。
2.評価
評価は、ライターがクライアントにつけた評価で、5段階になっています。
評価の項目は、要望、クオリティ、スケジュール、コミュニケーション、パートナーシップに分かれます。
評価は受注した全てのライターがつけているとは限りませんが、平均の評価として表示されているので、ある程度、クライアントを判断する指標にできます。
ただ、評価が平均点であることに注意が必要で、多くのライターが高評価をつけていても、中には低評価をつけているライターが居る場合もあります。
たくさんのライターが平均4または5をつけていて、1人や2人が平均2前後の評価であれば、その評価をつけたライターにも問題があるかもしれません。
しかし、例えば表示された評価が3でも、低い評価をつけたライターが全体の半分ぐらいいたら、クライアントにもなんらかの問題がある可能性もありますので、注意しましょう。
3.登録日
登録日は、クライアントがクラウドソーシングに登録した日です。
日付が新しくて募集実績も少ない場合、そのクライアント自体がクラウドソーシングに慣れていないため、クラウドソーシング初心者は避けた方が良いでしょう。
避けた方が良いもう1つの理由は、募集実績の項でも述べたとおり、以前にライターとトラブルを起こしたなどの理由により、改めて登録し直したアカウントである可能性もあるということです。
逆に、登録日が何年も前で募集実績も多いクライアントは、よほど評価が低くなければ安心して良いでしょう。
こんなクライアントには注意!
数多くあるクライアントの中には、無報酬でトライアル記事を書かせるなどの悪質なクライアントも居ます。
ここでは、悪質なクライアントの例を紹介していきますので参考にしてみてください。
文字単価が極端に低い
文字単価が1文字0.1円など、あまりに低い案件は避けましょう。
例えば3,000文字書いても300円では、時間と労力ばかり費やして割に合いません。
このようにあまりにも低い文字単価で依頼するクライアントの人間性も疑われます。
できれば1文字0.5円以上の案件を探しましょう。
最初にトライアル(試用)記事を書かせる
案件募集の依頼内容の中で、契約の前にトライアル記事を書かせるクライアントも居ます。
これは、ライターのライティング能力を見るためでもあります。
しかしここで問題なのは、トライアル記事に報酬が出ない場合です。
まともなクライアントの場合、トライアル記事にもいくらかの報酬を支払います。
ところが悪質なクライアントの場合は、「ライター様の実力を見るため」と称して報酬なしでとりあえずトライアル記事を書かせます。
それでも、本採用になれば良いでしょうが、「審査の結果、今回の採用は見合わせていただくことに…」などと返信されて採用されない場合もあるのです。
つまり、1記事を無報酬で書かせ、クライアントがその記事を持ち逃げしてしまうのです。
このような、あまりにも不利な条件を呑む必要はありません。
依頼内容に、無報酬でトライアル記事を書かせる旨の案件には手を出さない方が賢明でしょう。
要求レベルがとても高い
クライアントの中には、アクセス数を増やすために、要求レベルがとても高かったり、指示内容が異常に細かかったりするクライアントも居ます。
例えばSEO(検索エンジン最適化)の施策のために、誤字脱字などの問題もないのに、こちらが書いた内容に不備があるとして何度も修正依頼してくるクライアント。
例えば、1文の文字数の指定や読点の数の指定など、とても細かい指示をしてくるクライアント。
こういったクライアントは、多少文字単価が高かったとしても、1記事を終了させるにもかなりの時間と労力を必要とするので、できれば受注しない方が良いでしょう。
直接のやり取りを求めたり個人情報を聞き出そうとする
クラウドソーシングでは、ライターとクライアントのやり取りはクラウドソーシング内にてメールのやり取りをするよう規定しており、両者が電話や直メールなどによる連絡を禁止しています。
これは、両者間で直接のやり取りをして、特に報酬などに関するトラブルが起きても、クラウドソーシングがそのやり取りについて把握できずに対処できないという理由もあります。
それにも関わらず、ライターのメールアドレスや電話番号などを聞き出そうとするクライアントはかなり怪しいです。
トラブルになりやすいのは主に報酬に関してですが、直接のやり取りをすると、クラウドソーシングでトラブル防止のために施している仮払いの手続きもなく仕事の受注、納品をすることにもなり、後に報酬不払いのトラブルになる可能性も生じます。
特に、支払いをクラウドワークス上でやろうとしないクライアントは要注意として警戒するようにしましょう。
まとめ:クライアント選びは慎重に
クラウドソーシングに登録しているクライアントについて、まずはクライアントのデータを確認して、問題ないクライアントか見極めましょう。
募集実績が少なかったり評価が低いクライアントは、あまりおすすめできません。
また、文字単価が極端に低かったり、無報酬のトライアル記事を書かせるようなクライアントは、極力低単価で記事を作らせようとしており、またあわよくば無償で記事を得ようとする意図も見え隠れし、質が良いとは言えません。
最終的にクライアントと契約を結ぶのは自分自身なので自己責任です。
くれぐれも、質の悪いクライアントに引っ掛からないよう注意しましょう。
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