ことわざ・4字熟語など

ことわざシリーズ・「こ」その4

ことわざには故人の知恵や教訓が詰まっており、現代の日常生活やビジネスなどにも役立ちます。

そんなことわざの主なものを、50音順に紹介していきます。



「独楽(こま)の舞い倒れ」

<意味>

自分一人で張り切ってやってみたけれど、結局は独り相撲の無駄な努力に終わってしまうということ。
くるくる回っている独楽が、エネルギーが尽きると倒れてしまうことから。

「ごまめの歯軋(ぎし)り」

<意味>

実力のない者がどうにもならない状態にあって、いたずらに悔しがったり、いきりたったりすること。
また、実力のない者はいくら力んでも無駄だということ。
「ごまめ」は片口鰯をほしたもの。ちいさくて干からびたごまめが歯軋りして憤慨する姿の連想から。

{類義語}

「蟷螂(とうろう)の斧」

「米の飯と天道様はどこへ行っても付いて回る」

<意味>

どこへ行っても日が当たるように、人間、どこへ行ってもどんなことをしても食べていけるということ。

{類義語}

「ここばかりに日は照らぬ」

「米の飯より思(おぼ)し召し」

<意味>

ごちそうしてくれたり、物をもらうのも嬉しいけれど、そのことをしてくれたという相手の気持ちの方がずっと嬉しいということ。
「飯」と「召し」をかけて言ったもの。

「転がる石には苔が生えぬ」

<意味>

身体をこまめに動かしてよく働く人が、いつも健康で生き生きしていること。
また、仕事や住居を度々変える人は地位も得られず、金も貯まらないということ。

苔やカビが生えるということは良いことではなく、怠けているからそうなるという格言。
元はイギリスのことわざで、度々転職するのは良くないという意味。

「転ばぬ先の杖」

<意味>

何事も失敗しないように、念には念を入れて用心するようにとの意味。
つまずいて転ばないよう、用心して杖を突きなさいという意味から。

{類義語}

「濡れぬ先の傘」

「転んでもただは起きぬ」

<意味>

たとえ失敗しても、逆にその失敗を利用してなにか利益を得ようとする欲深くて抜け目のない様子。
また、失敗の中からしっかり益になるものを見つけ出すということ。

「子を持って知る親の恩」

<意味>

自分が親になり、子育ての苦労をしてみて初めて親のありがたさや愛情の深さが分かるということ。

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