ことわざには故人の知恵や教訓が詰まっており、現代の日常生活やビジネスなどにも役立ちます。
そんなことわざの主なものを、50音順に紹介していきます。
目次
「雨降って地固まる」
<意味>
雨が降った後に晴れて地面が固まるように、もめごとなどが起こっても、後で良い結果や安定した状態を自然と保てるようになること。
「過ちては改むるに憚る(はばかる)ことなかれ」
<意味>
間違いを犯したと気づいたら、速やかに改めなければいけないという意味。また、過ちに気づいていながらそれを改めないことこそ過ちだということ。
(出典:論語)
「嵐の前の静けさ」
<意味>
嵐の前は一時、静かな状態があるように、大きな事件などが起こりそうな気配の前は不気味なほど静かなこと。
「合わせ物は離れ物」
<意味>
別々のものを合わせて作ったものは、もとの形にもどる場合があるということ。
夫婦の別離などについて言います。
「合わぬ蓋あれば合う蓋あり」
<意味>
人でも物でも、うまく合う場合もあれば合わない場合もあり、それぞれにふさわしい組み合わせがあるということ。
主に男女の間柄に使われます。
{類義語}
「破れ鍋に綴じ蓋(われなべにとじぶた)」
「案ずるより産むが易い」
<意味>
あれこれ心配するよりも、実際やってみれば思ったよりうまくいき、取り越し苦労で終わるということ。
「暗夜に灯を失う」
<意味>
暗闇で光を失うように、頼りにしていたものや人を失い、途方に暮れること。