在宅でWebライターの仕事をしてみたいけれど、詐欺に遭うことはないか心配になることはありませんか？
特に初心者のWebライターを狙った詐欺業者も居るので注意が必要です。
ここでは、詐欺の被害に遭わないよう、注意すべき点を紹介していきます。
目次
お互い顔が見えない契約は危険が多い
在宅でWebライターの仕事をするのは、自宅から動かずに仕事ができるため、移動の費用や時間を費やす必要がなかったり、自分のペースで仕事ができるなどさまざまな利点があります。
しかし一方、依頼者とは顔を合わさずに仕事の契約を交わすことになり、相手がどんな者かも分かりません。
こういった契約形式を利用した悪質な詐欺業者が居ることも事実です。
個人情報を盗む業者や報酬を支払わない業者など、多種多様な詐欺が居るので注意が必要です。
こんな業者には注意！
詐欺業者にはいろんなパターンがありますが、いくつかの例を紹介したいと思います。
また、詐欺の見抜き方も合わせて紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
仕事を受注するのに登録料などが必要
仕事を受注するのに、例えば業者を紹介するクラウドソーシングサイトで登録料が必要というサイトは詐欺の可能性があります。
また、直接、業者と契約を交わす際にも、専属ライター契約を結ぶのに登録料が必要とか、ブログの管理料が必要などと言って支払いを要求してくるのも怪しいです。
クラウドソーシングサイトの場合、業者とライターをマッチングさせる場を提供しており、最初から登録料を請求することは通常ありません。
ただ、業者からライターに、仕事に対する報酬が発生した場合、その報酬から一定割合の手数料を差し引くので、この点はご留意ください。
業者の場合でも、ライター側としては仕事を受注して報酬を受けることが目的なのに、最初に支払いを要求してくるのはおかしな話です。
「稼げば後ですぐに取り戻せるから」などと言った説明は怪しいと思った方が良いでしょう。
仕事ができないとキャンセル料が発生する
受注した仕事が納期に間に合わなかったり、注文が多くて書けないと断った際にキャンセル料を請求してくる業者も詐欺の可能性があります。
在宅でWebライターの仕事を受注するのに、仕事ができれば報酬が支払われ、できなければ報酬の支払いがない、というシンプルな図式のはずです。
仕事ができなかったためにその損害賠償を支払わせるのは行き過ぎでしょう。
こういった事態を防ぐためにも、業者との契約内容を確認することをおすすめします。
仕事の受注前に個人情報を登録させる
まだ仕事の受注契約も交わしていないのに、個人情報を聞き出す業者は怪しいと思った方が良いでしょう。
個人情報は高く売れるため、情報をどこかに販売してしまう業者も居るようですので、このような業者には個人情報は教えずに契約も交わさない方が無難です。
同様に、クラウドソーシングサイトに登録している業者の中にも、仕事の契約を結ぶ前に個人情報を聞き出そうとする業者も居ます。
この場合もやはり簡単に契約は結ばずに、他にも被害者がでる可能性もあるので、場合によってはクラウドソーシングサイトに通報した方が良いでしょう。
クラウドソーシングサイトに登録している業者もさまざま
クラウドソーシングサイトには、無数の業者とライターが登録しており、業者もピンからキリまで居ます。
つまり、大きく優良な業者も居れば、小さくて悪質な業者も潜んでいるのです。
悪質な詐欺の種類には、前述の個人情報を聞き出す行為や、やった仕事に対して報酬を支払わない、注文内容が異常に細かくそれをクリアしないと報酬の対象にならない（最初から報酬を支払う気がない）など、手口もさまざまです。
このことを肝に銘じて、契約を結ぶ前には契約内容をもう一度しっかり確認したり、報酬の支払いのトラブルについてはクラウドソーシングサイトに通報するなど、自己防衛するようにしましょう。
安全な業者の見分け方
詐欺の疑いがある業者について紹介してきましたが、では安全な業者を見分ける方法はあるのでしょうか。
今度はその点について説明していきます。
登録無料のクラウドソーシングサイトに登録する
「クラウドワークス」や「ランサーズ」などのクラウドソーシングサイトは、無料で登録できます。
そしてこれらの無料登録のサイトの良い点は、サイト内の業者と契約を結ぶ際に、仮払い制になっている点です。
たくさんの業者が登録しているので、中には報酬を支払わないような業者も入り込んでいる可能性もあるからです。
そういった場合のために、まず報酬を仮払いさせるシステムになっているので安心です。
クラウドソーシングサイトを利用する場合は、こういった無料登録のサイトを利用するようにしましょう。
業者名でインターネット検索する
クラウドソーシングサイト内の業者にしても、個別で契約した業者にしても、その業者名が判明した時点でインターネット検索してみましょう。
検索でヒットした内容から、その業者の評価を見ることができます。
過去に詐欺被害にあった人が情報を載せている場合もあります。
もし、そのような履歴がある業者の場合は、仕事を受注しない方が良いでしょう。
利用規約や契約内容を確認する
クラウドソーシングサイトではサイトの利用規約、個別の業者の場合は、契約内容をよく見て確認しましょう。
その内容から、問題なければ入会や契約の締結をすれば良いのです。
内容によっては、退会時に手数料を請求するようなことが書いてあったり、サイトの管理料を請求するなどの文言が書かれてあるかもしれません。
どんな不利益な内容が書かれてあるか分からないので、安易に同意することは控えましょう。
まとめ
在宅のWebライターは、自宅に居ながら仕事ができて便利である反面、仕事を受注する際はインターネット経由で行うため、相手の顔も見えません。
業者にもどんな者が居るか分からないので、契約内容を確認せずに安易に受注しないよう注意しましょう。
そして相手の業者名が判明したら、インターネット検索してみて、その業者が優良であるかどうかを確かめましょう。
ここまで紹介してきた詐欺まがいの業者は、全体のほんの一部ですが、用心にこしたことはありません。
騙されて後悔しないよう、自己防衛することも覚えておきましょう。
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