Webライティング

Webライターが文章力を上げる方法

Webライターの仕事を始めたけれど、文章をうまく書けない、ということはありませんか?

読者に読まれるためにはどんな文章を書けば良いか、なかなか分からないですよね。
そこで、ここでは文章力を上げる方法を解説していきます。

Webライターは文章力をどうやって上げる?

Webライターは文章を書くことが仕事なので、文章力が大事です。
文章を書くことは好きだけれど、良い文章を書くための条件がよく分からない、ということもありますよね。

文章力を上げるにはどうすれば良いか、その方法を順番に説明していきます。

話し言葉と書き言葉は違う

話すのは得意だけれど、文章にするとうまく書けない、という人もいるかもしれません。
これは、そもそも話す言葉と書く言葉が別物だからです。

なぜかというと、相手に話す時は、文法などができていなくて主語、述語の使い方も間違っていても、相手に通じればそれで通っていきます。
また、例えば声が大きい人などはそれだけで相手に伝えるパワーがあるので、必要な単語があれば意味が通じてしまったりします。

それに対して、文章にする場合は文字として残るので、文法やルールなどがちょっとでもおかしな表現があると目についてしまいます。

検索上位の記事を参考に

Googleなどの検索エンジンで、書こうとする内容のキーワード検索をしてみると、よく読まれる記事の上位から順に表示されますよね。

例えば書こうとする題材がおすすめの炊飯器で、「炊飯器 おすすめ」と検索してみると、「おすすめ炊飯器ランキング」などの記事が表示されます。
表示された上位1番目からの記事はそれぞれ、読まれるだけの理由がなんらかあります。

検索されやすいキーワードを多く使っているなどの理由もありますが、読みやすい文章、読み手の心をつかむ文章、読み手に伝わりやすい文章など、なんらかの理由があります。

これら検索上位の文章を読むことも参考になるので、記事を書く前に読んでみても良いでしょう。

記事の構成を先に作る

記事を書く際、いきなり書き始めようとしても、何から書いて良いか分からないのではないでしょうか。

前述の炊飯器の例で、炊飯器のおすすめについて書いていこうとすると、まずはどんなことを書いていくかを考えていかなければうまく進みません。

例えば
・現在の炊飯器事情
・炊飯器選びのポイント
・おすすめ炊飯器のランキング

など、書くことを先に見出し化してから、それぞれその説明を書いていくというように、先に構成を作った方が書きやすいです。
また読む側からも、見出しがあった方が、書いてあることのまとめが見出しで表示されていて文章に入りやすくなります。

なお、Webライティングの記事の作成を依頼してくる業者は、だいたいこの見出しを作成するよう指示してくるので、記事の構成としての見出し作りには慣れるようにしましょう。

ちなみにこの記事も、先に見出しを作っています。
まずは全体の骨組みを作るというイメージですね。

文章は簡潔に

Webページは書籍とは異なり、一画面で見られる表示内容に限りがあります。
そしてパソコンだけでなくスマホも普及してきて、電車内や休憩時間など、隙間時間にちょっとWebページを見るということも増えてきました。

そんな隙間時間に見るための文章は、なるべく短く簡潔な方が読まれやすくなります。
長文や気の利いた書き回しはいりません。

Webページを見る読者は、知りたい情報を短時間で見ることができる文章を好みます。
時には箇条書きを効果的に使うのも良いでしょう。

Webライティングの場合は、なるべく短く簡潔な文章を心がけましょう。

読ませるよりも見せる文章を

前述のとおり、Webページは一画面で見られる表示内容に限りがあり、紙面で読むよりも読みづらくなります。

そのため、文章を書くのも工夫が必要です。
書籍とは異なり、読ませるよりも見せる文章の構成を考えましょう。

前述の、記事の構成を作る説明で見出しの作成について触れましたが、見出しも見せるために重要な要素です。
見出しは短い言葉で簡潔に言うべきことをまとめたものです。
見出しをまとめた目次を見れば、何が書いてあるか大まかに分かるのです。

読者は、目次を見てその内容の詳細を知りたいと思い、ページを下まで送っていくことになります。

PREP法の活用

文章の書き方の手法として、PREP法(プレップ法)というものがあります。

Point(要点):最初に要点(結論・主張)を述べます。
Reason(理由):結論に至った理由を述べます。
Example(具体例):理由を事例や具体例を用いて詳しく説明します。
Point(要点): 理由や具体例をふまえたうえで、再び要点を述べます。

要点を2回繰り返すことで、読者の記憶に残りやすくなります。

この順番で文章を書いていくと最後まで読んでもらいやすく、説得力のある文章になるといわれています。
文章の構成にもよりますが、見出しごとにこの手法を使ってみても良いでしょう。

文章を書く時の注意点

1文は長くなり過ぎないように

Webページについては、画面上で見られる範囲も少なく見づらいため、文章はなるべく短めにと述べましたが、1文の長さも同様に短く収めることを心がけましょう。
1文の文字数は、長くても80文字以内に収めるようにしましょう。

主語と述語

主語と述語の距離はなるべく短い方が、読者にとっても分かりやすい文章になります。
もし長い文章になっても、主語と述語の距離はなるべく近くにしましょう。

また、主語と述語のねじれに注意しましょう。
例えば
「私の日課は散歩することです。」
と書くべきところを、
「私の日課は散歩します。」と書いて、主語と述語を不一致(ねじれ)させる状態のことです。

ねじれているかどうか見分けるには、音読してみると分かりやすいです。

語尾の統一

語尾の表現には、「です・ます」調で終わる敬体と、「だ・である」で終わる常体があります。

読みやすい文章にするには、語尾の表現は統一させるべきです。
語尾の表現が1つの記事内に混ざってしまっていると、読者も混乱し、読みにくい文章になってしまいます。

修飾語

修飾語は、原則として修飾される言葉(被修飾語)の直前に置きましょう。

例えば、「真っ白な机の上の花瓶」では、真っ白なのは机になります。
花瓶が真っ白であると表現するには、入れ替えて
「机の上の真っ白な花瓶」と書きます。

句読点

句点「。」と読点「、」は適切に打ちましょう。

句点は一文の終わりに打つものなので、忘れずにきちんと打ちましょう。

読点は、文章を読みやすくするために打ちます。ただ、打ち方を誤ると意味が変わってしまう場合もあるので注意しましょう。
また、読みやすくするために、1文には読点は3つ以内にしましょう。

推敲と校正

記事を書き終わったら、文章の推敲と校正を行いましょう。

これらの作業は、記事を書いた後、できれば1日空けてから行う方が良いでしょう。
なぜなら、時間を空けてから読んだ方が客観的に見ることができるからです。

推敲とは、読み返してみて違和感のある表現などおかしな部分がないかチェックし、加筆・修正を加えていくことです。

推敲が終わったら校正を行います。
校正は誤字・脱字をチェックするもので、これについては、無料校正ツールがあるので活用してみてもよいでしょう。

記事を書き終わったら推敲と校正を行いましょう。

まとめ

話し言葉と書き言葉は違います。
話し言葉は目に見えず1回聞いたら終わりですが、文章にする時は残ってしまうので、文法などを間違えないよう注意が必要です。

文章を書く前に、検索上位の記事を参考にしてみましょう。
記事を作る際には、先に構成を考えて見出しを作ると書きやすくなります。

Webページは、一画面で見られる範囲に限りがあり見づらいので、読ませるより見せる文章を考えた方が効果的。

文章の書き方の手法で、PREP法を活用すると読みやすくなります。

文章を書く時はさまざまなルールがあり、覚えるのは大変ですが、これらを守って文章を多く書いているうちに、しだいに身についてきます。
この記事を参考に、ぜひ良い文章を書いてみてくださいね。


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