Webライティング

クラウドソーシングで案件に応募する時の提案文の書き方

クラウドソーシングでプロジェクト案件に応募する際、提案文を作成しなければいけませんが、その作成方法についてよく分からない、とお悩みではありませんか?
応募しても、提案文がうまく書けないために採用されなかったらがっかりしますよね。

この記事では、プロジェクト案件に応募する際の提案文の具体的な書き方について説明していきます。

プロジェクト案件は応募の際に提案文を添付する必要がある

クラウドワークスランサーズなどのクラウドソーシングサイトでの、契約が必要ないわゆるプロジェクト案件では、クライアントが募集している案件に応募(提案)をすることになりますが、ただ応募ボタンを押すだけではありません。

仕事の契約となる以上、クライアントの方でも、私たちWebライターがどんな者なのか、どれほどの能力を持っているか、など把握したいと思っています。
そのためには、履歴書のように自己紹介をしつつ、経歴やWebライターとしての実績などを提示する必要があります。

クライアントの採用担当者は、応募時のあなたの提案文を見て他の応募者と比較検討し、採用するかどうか決定するので、非常に大事なものであると言えるでしょう。

具体的な提案文の書き方

ここで、「具体的にどのように提案文を書いていけば良いのか分からない」
という疑問がわくと思います。

そこで、実際に書いていく内容を順番に説明していきます。

1.簡単な挨拶

メールで提出するとはいえ、初めてコンタクトを取るため、クライアントとは初対面と同じです。
そのため、最初は簡単に挨拶を入れましょう。

例えば、
「初めまして。ライターの○○〇〇と申します。」
「募集内容に興味を持ち、連絡いたしました。」
と始めます。

2.過去の経歴や職歴

次に、過去のあなたの職歴などを記述します。
例えば私の場合、公務員を長く続けていたため、
「公務員を26年間続けていましたが、2019年1月に退職しました。」
「公務員として勤務していた頃は、文章作成能力について歴代の上司からお褒めの言葉をいただいておりました。」
など、実際のライティング経験について書くと良いでしょう。

ある意味、売り込みなので、多少誇張しても構いません。
なお、特記すべきことがない場合は飛ばしても問題ないでしょう。

3.これまでのライターとしての実績

応募するまでの間に、クラウドソーシングもしくは他でライターとして受注していた実績をなるべく詳細に記述しましょう。
その際、応募した記事と同様のジャンルを書いたことがあるかどうかも書いておきましょう。

採用担当者は、依頼する記事のジャンルを書いたことがある人の方が選びやすいからです。
また、これまでに書いたことがある記事のジャンルについても、参考情報として付け加えておきましょう。

そして、応募する記事のジャンルについて過去に書いた記事のURLを添付しておきましょう。
もしなければ、自分が開設しているブログのURLを添付し、ライティング能力についてアピールします。
「以下は私のポートフォリオです。」
「https://xxxxxxxxx」
「今回の執筆ジャンルとは異なりますが、このレベルでのライティングは可能です。」
などと記述してアピールしましょう。

もし、ブログも持っていない場合は、「はてなブログ」などの無料ブログを開設して、自分の得意分野や興味のある分野で良いので、1~2記事書いておき、そのURLを添付することをおすすめします。
記事の文字数は最低でも1,000文字、できれば2,000文字以上が良いでしょう。

クライアントによってはポートフォリオの提出を求めてきますが、ブログを持っていれば、そのURLで足ります。

4.契約金額や仕事に関する質問

契約金額について質問や相談がある場合は、
【契約金額について】
などとして、なるべく目立つようにすると、担当者も気づきやすくなります。

仕事に関しては、募集要項では詳細が書かれていなかった場合、どんな内容なのか、またどこまでやるのか(記事執筆の他に構成と画像の添付も必要かどうかなど)について聞いておくと良いでしょう。
また、納品の方法や使用するファイル、ツールなどもクライアントによって異なるので、できれば確認しておきましょう。

ちなみに、連絡手段はChatwork(チャットワーク)というツールを使用するクライアントが多いので、今後もWebライターを続けていくつもりであれば、アカウント登録しておくと良いでしょう。
ChatworkはWeb上の他にもスマホアプリでも使用でき、LINEのように、連絡のやり取りの履歴がタイムライン上で見ることができます。
そのため、過去の連絡の履歴も一目瞭然で確認することができます。

5.最後の挨拶など

最後の挨拶の前に、連絡の取れる曜日や時間帯などを伝えておきましょう。
特に副業としてWebライターをやっている方は、日中は連絡が取れないでしょうし、曜日によっても対応できる時間が異なるかもしれません。
このように対応できる時間帯や範囲などをお知らせしておくと、クライアントとの信頼にもつながります。

最後に挨拶で文章を締めましょう。
「よろしくお願い致します。」や、
「ご連絡お待ちしております。」
など、締めの挨拶文を入れておくと、丁寧さや誠意が伝わり、クライアントにも好印象を与えます。

まとめ:提案文で自分をアピールしよう

クライアントの採用担当者は、数ある応募者の中から、記事を依頼したい人を選定します。
選定される中に入るには、自分を少し誇張するぐらいアピールした方が有利です。
特に、添付するポートフォリオは、自分のライティング能力を見てもらえるので、なるべく完成度の高い記事を書いておくよう心がけましょう。

案件への応募は、他にも多くの応募者が居るので、必ずしも採用されるとは限りません。
何年もやっているベテランのWebライターでも採用されないこともあります。
提案文をしっかり作りこむことも大事ですが、採用されなかったからと腐らずに、採用されるまでいくつも応募してみましょう。


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