ことわざには故人の知恵や教訓が詰まっており、現代の日常生活やビジネスなどにも役立ちます。
そんなことわざの主なものを、50音順に紹介していきます。
目次
「ああ言えばこう言う」
<意味>
人の言うことを素直に受け止めず、なんだかんだと理屈をこねて言い返すこと。
これは現代でもよく使われているかもしれませんね。
{類義語}
「右と言えば左」
「挨拶は時の氏神(うじがみ)」
<意味>
ここでの「挨拶」は仲裁という意味です。
争いごとが起こった時に仲裁が入ったら、氏神様のような救いの神なので、意地や見栄は捨てて仲裁に従った方が良い、という意味。
「開いた口には戸は立たぬ」
<意味>
開いた口は、家の戸を閉めるように閉めることはできません。
噂は防ぐことができないというたとえ。
{類義語}
「人の口に戸は立てられぬ」または「世間の口に戸は立てられぬ」
「相手のない喧嘩はできぬ」
<意味>
一人で喧嘩することはできません。
喧嘩を売られても相手になるなという戒め。
{類義語}
「1人喧嘩はならぬ」
「会うは別れの始め」
<意味>
人と人とが出会えば、いつか別れが来ます。
会うことは別れることの始まりでもあるということ。
{類義語}
「会者定離(えしゃじょうり)」